シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2015/01/31

ルームランプ Room lamp


やることはいっぱいあれど寒くて屋外の作業に気が進みません。
ルームランプは右ドアスイッチと本体のスイッチの接触に問題あり。

まずは取り外して屋内で作業できるルームランプ本体の方から、脆くも崩れつつあるベースの樹脂をエポキシ接着剤で埋めます。

スペアパーツがあれば交換してしまいたいぐらいなんですが、ベース部がめっきで装飾された同型を見かけない。
しばらく修理しながら大事に使うしかないようです。

2015/01/29

やらなきゃいけないこと I must do it


他にやることがあってGSにはあまり手が掛けられていません。
マイナートラブルはあっても、幸いこれまで運行に支障をきたしていない事に甘えている。

【できるだけ早くやらなければならないこと】
エンジンオイル交換 →2015年3月終了
ミッションオイルレベル確認

【近いうちにやりたいこと】
ルームランプ左フロントドアスイッチ交換
エンジン圧縮テスト
エンジンマウント交換
キャニスターホース交換
右フロントウインドウレギュレーター修理 →2015年2月終了
左フロントハブベアリングチェック
バッテリー交換
LHM交換

【将来的にやりたいこと】
タイミングベルト交換
タペット調整
クラッチディスク、カバー、ベアリング交換
スフィア交換

差し迫らないとやらない性格なので、いつ紹介できることやら。

2015/01/24

エアインジェクションパイプ折れる Air injection pipe was broken


最近、高負荷時のエンジン音の変化が気になっていた。
定常走行では変わらないが、発進時や登坂で負荷がかかるときに左バンクからパタパタと音がします。
ちょっと前に吸気系やプラグの緩みを点検しましたが特に異常は見当たらず。

気のせいかなと思ってしばらく放置していたら、偶然にもアンダーパネルに転がっている2次エアのインジェクションパイプを発見。
エアポンプからのラインを外してしまっているので、画像の太い方のワンウェイバルブの重量で振られて金属疲労で折れてしまったようです。

体感的なパワーに変化はありませんが、当然そこから排気は漏れている訳で放置する訳にはいきません。
GSの時代はエキマニにつながってるんでしょうか。
エキマニを外して溶接で埋めるか、あるいはエキマニ要交換。