シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2015/12/05

足回りのバラし


ドライブシャフトを抜くにはこれぐらいバラせば容易。
アッパーアーム取り付け部がドライブシャフトのインナー側のカップに干渉するので油圧を抜いて、スタビリンクとナックルのアッパー側のボールジョイントは外してしまった方が結果的に楽です。

◆交換したもの
 ロアアームブッシュ
 ステアラックインナージョイント

◆オーバーホールしたもの
 ドライブシャフト インナー、アウタージョイント

◆テスト、チェック済のもの
 スタビリンクロッド
 ボールジョイント(アッパー)
 タイロッドエンド
 サスシリンダーボール

◆残りのガタの原因はどれだ。
 ボールジョイント(ロアー)
 アッパーアームベアリング
 サスシリンダー

比較的強めに上下報告に揺すられるときに鳴り、左右には無し。
ロアアームのボールジョイントに手持ちのプーラーが合わないので、新たに購入するか思案中です。

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