シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2017/02/05

パンクトラブル Go flat


久しぶりのトラブルを経験しました。

パンク。

乗った瞬間から違和感があったんですが、そのまましばらく乗ってしまった。
目的地で用が済んで戻ってきたら何か車が傾いてる。
走行したことでトドメをさしてしまったよう。

スペアを履かせて帰宅して、元のホイールをテスト。
大きな水槽がないので風呂の浴槽に沈めると原因はエアバルブでした。
カミさんには良い顔されないので、そのまま風呂掃除して機嫌取り、あまった洗剤をバルブにかけるとご覧のとおり。
カー用品店に持ち込んで交換。タイヤ脱着とバランス。バルブ代で2000円そこそこでした。

そんなこんなで相変わらず大したトラブルもなく過ごしています。

6 件のコメント:

  1. はじめまして、熊谷と言います。
    以前サンクアルピーヌターボのってまして、
    また旧車をのりたくなり、GSが気になりここに行き着きました。ブログ拝読してたところ比較的壊れにくそうな車で安心しました。お薦めのグレードや年式はありますでしょうか?

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  2. こんにちは。コメントありがとうございます。年式で壊れ方が違うとは聞かないですのでお好みの年式でよろしいかと思います。人気はハニカムグリルでボビンメーターの1015ccですかね。
    ごく初期型はブレーキがあまり良くなくまもなく改良されてますが、まずほとんど流通してないので大丈夫です。台数が比較的あるのは排ガス規制後の78年以降のモデルだと思います。私のはこれでして、できれば規制前の1220クラブが良いですが、特に問題は感じません。
    クーラーが付いていないもの、付けられた形跡がないものが結果的に機関は良好のようです。
    まあでも機関やハイドロ系は直せますから、内外装の程度で選ぶのも手だと思います。
    ご参考になりましたら。

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  3. ご返答ありがとうございます
    参考にさせていただきます。
    サンクの時は排ガスの関係でもれなく絶不調なグレードや
    個体がありましたね、正直アルピーヌターボもタービンの後に
    キャブが着いてたりと当時仕方ないとはいえ、あり得ないレイアウトでした。それでも乗り心地よく楽しい車でした。

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  4. まちがえました、キャブの後ろにタービンがありました。

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  5. GSは排ガス対策のエアポンプが不調の原因になるのですが、こちらももはやエアポンプが稼働しているものは少ないと思います。万が一動いていればエアポンプ、EGRともにカットしてしまうことをお勧めします。キャブのセッティングが出てれば車検はその状態で規制値はクリアします。
    GSもわざわざキャブをエキマニとつないで排ガスで予熱しておりますので、日本のような暑い地域での使われ方は想定していないようです。エンジンもガスケットレスなのでオーバーヒートは禁物でオイル漏れがひどい個体はNGだと思います。クーラーレスが良いといったのはこの点です。あとタンク内が錆びているのも、しっかり対策しないと燃料系のトラブルが出やすいです。GSに引き続き興味を持ってくだされば幸いです。

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  6. 大変参考になりました。
    GSの良い個体をさがします。
    親切にしていただき感謝致します。

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