
画像はブレーキバルブとフロントディスクブレーキ。
嫌な臭いがしてきた頃には市街地の外れまで辿り着き事なきを得たが、もう1km下りが続いたら途中で休む事になったかもしれない。
その時点で感覚的な制動力は正常時の約50%。
単純に位置エネルギーだけに依存した勾配5%程度の下りでも容易には停まれません。
駅で同乗者4人を降ろした後の車体の軽さには大きな安堵を感じました。
そのあとも100㎞走行し問題なく帰宅。
サーボを介しても、ドライバーがペダルを踏んで発生させる油圧で制動する通常のブレーキでは、その踏力の変化でなんらかのフェードの兆候を知ることができるはず。
ハイドロニューマティックでは既に蓄圧された油圧をバルブで解放しているだけなので、その変化を感じ難い。唯一知るのは制動距離の延長のみです。
気づいたときには停まれずにヒヤリとする場面に遭遇する可能性があることは覚えておく必要があるかもしれません。
また近年のハイドロシトロエンはブレーキを別系統にした事の理解にも。
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