シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2017/07/25

燃料系不良個所の特定

↑PCからは動画あり 再生時音注意

燃料系の不良個所の特定をすすめます。ガソリンの配管がボディーのアンダーなのでハイドロ車では目視が困難。エンジンが掛からないと下に潜れないし、仮にジャッキアップするにも一筋縄ではいきません。

まず疑った箇所は昨年交換した燃料タンク下のフューエルフィルター。ホース径と合わないバイク用の汎用フィルターだったのでパイプが切れて抜けたのかと。しかしながら潜れるスペースがないのでライトをつけたiphoneを棒の先でつついて動画に託しましたよ。おかげでiphoneケースが傷だらけになりましたが。

何か小さい虫がいますが、動画で見る限りどうやら断裂はないし、ここまで燃料は来ている。ということは・・無罪放免と同時にタンク内のフューエルセンダーも問題が無いことが分かる。従って、問題箇所はここからボディ下を通る燃料ホースか、エンジン右バンクのフューエルポンプに絞られる訳だ。さて犯人は。

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