画像はEGRバルブ。(現在作動してません。)
EGRとは排ガスの一部をキャブレターのヒーターから燃焼室に戻し、燃焼温度を下げNOxの発生を抑える技術云々......。
結局は吸気量の10-15%を排ガスに置き換えることで吸入空気(窒素、酸素)量を減らし化合物であるNOxを減らすということ。
文字通り排気量をダウンさせEGR作動中のGSの排気量は1220ccから1100cc程度に落ちているという理解でよいのでしょう。NOxは減っている訳ですが実排気量を落としているので当然と言えば当然です。この時点では環境対策として根本的な解決には至っていない感じがしますね。
一方メリットとしてはスロットル下流から吸入するのでバタフライによる吸入抵抗を回避しレスポンスや燃費改善に役立つというもの。
三元触媒開発以降のクルマに付いているEGRシステムは燃費改善目的に中心が変わってきているようです。
作動図からすると、ソレノイドを介さずポートバキュームを直接EGRバルブに繋ぐと、油温に規定されずアイドリング、フルスロットル時以外はEGRが働くはずです。
EGRバルブの動作、どのようにパワーや燃費が変化するのか非常に興味があります。