シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2017/06/21

パーキング

GSを普段使いしてどれだけ実用上のメリットを受けるかというと実はあまりない。サイズと重量からすれば優れた乗り心地といえるが、エアコンもパワステもない古い車がトータルでコンフォータブルかというと全くそんなことはありません。

たまに利用する公営駐車場の発券機には最近珍しいこんな表示が。巷にBXやXantiaがあふれていた頃は結構見かける機会があったが最近は珍しい。アンチシンク機構がついたからもしれません。

そんな今でも気の利いた駐車場ではGSに乗っていると平置きに誘導されることが多い。過去にCML上で立体駐車場でLHMを下段の車両にまき散らしたとか、亀の子になって出られないなどトラブルの話題が尽きなかった事から駐車場関係者にも悪い意味で伝説になってるのかもしれませんが。

都内の某高級ホテルでベンツすら許されないエントランス横に、ベントレーやランボルギーニに並び駐車を許されたCXを見たことがあります。良くも悪くも(多分悪くですが)少し特別扱いされるのは数少ないメリットかも。GSでエントランス横付けができるか?・・まず泊まれる身分にならなくては。

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