シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2018/05/04

ヒーターブロアモーター故障?


車検を無事に通したので、その他気になっているいくつかの項目に手をいれていく。
ひとつはヒーター用のブロアモーターで、2月頃から動かくなってしまい、修理を先延ばしにしていたらそのうち気温が暖かくなってきてしまっていた。

バルクヘッドにボルトオンされているモーターを外して12Vを掛けると動くのでブロアモーターの故障ではなかった。
ダイアグラム画像上で赤く引いたあたりが不良個所ということになるが、イグニッションオンで+12vが流れ、ON、OFFスイッチの故障もないので、スイッチから下流の配線が不良であることが分かります。

この部分の断線もないことが通電テストで分かったのでカプラーの接触に問題があることが明らかになった。接点クリーニングと差し直しで無事にブロアモーターの動作が確認でき随分気の早い冬支度となりました。

2 件のコメント:

  1. 接触不良はよくありますね。

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    1. はい。盲点でした。あやうくモーターをドイツに発注するところでしたよ!

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