シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/09/20

異音の特定 Identification of the noise


再び左側の足回りのガタの特定に入った。
本来はまっさきに疑うべきでしたが、そう遠くない過去に交換されているはずなのでスタビライザーのリンクは後回しにしていました。
最近、段差の度にコツコツという聞きなれた音に変化してきたので、これはリンクロッドだなと当たりをつけて外す。
このままだとロールの度にロアアームとスタビライザーが接してしまうので軍手でカバー。
この状態で試乗してみます。

思った通りリンクロッドに原因があるようで、外した状態ではコツコツといった音はでません。
交換してからそれほど時間が経ってないはずなんですが。
少なくてもアッパーとロアーのボールジョイントは異音の原因として除外できます。

それと左のステアリングラックインナージョイントも若干音がでてるかなという感じ。
とりあえずボールジョイントの状態をチェックして元に戻し再び様子を見ることにします。

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