シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2015/04/20

リアシートのリペア


リアシートはリペア中の画像がありました。
こちらの手順も基本的にフロントと同じなのですが、シートを降ろす作業がクリアランスが少ないので大変。
もっと大変なのは載せる時で、一人だとくじけそうになります。というかくじける。正に特大の知恵の輪。
シート生地を脱がす時も、とんでもない数のクリップで固定されていることに唖然。
素材や構造は簡素ですが、人件費を含んだ製造コストは相当なものになるんじゃないでしょうか。

後は赤い粉のクリーニングと丸洗い、凹凸部にクッション材を詰めていくのは一緒なのですが、フロントシートで苦労したと思ったら、その3倍は苦労します。
シートゴムもこんな感じで左右に渡してあるので、交換する際も相当なテンションでゴムを引っ張って架けることになり手が筋肉痛になること間違いなし。

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