シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/04/20

マニュアルクランキング Manual cranking

【音量注意!!】PCからは動画が見れます。
GSのユニークな点として70~80年代当時のクルマでもハンドクランクを備えていたこと。
スターターモーターは輸入車の鬼門ですのでこれはありがたい装備。
バッテリートラブル含めた非常時に備えて練習しない手はないということでやってみました。

気温は12℃程度。イグニッションをオンにして、アクセルを数回ポンピング。
チョークを半分強引き、フロントに移動。
180°毎にどこかのシリンダーが上死点のはず。
クランク棒を挿して上死点を確かめたらエイっと回す。
3回目ぐらいで呆気なくスタート。

しかし、あくまで非常用として全くおすすめはしません。
ケッチンくらってどこかを破壊で済めばいいですが怪我する可能性もあり、動画を改めて見ると私のやり方は顔が近く危険。
人の助けを借りられるなら押しがけの方がずっと安全だと思います。

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