シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/07/11

オルタネーターを入手 Alternator mounting strategy


交換用のオルタネーターを入手した。(画像右側、左はオリジナルのDucellier)
スペースが限られていて、フィッティングできるか分からないのでとりあえず中古品を。

やっぱりこの辺りは国産でしょうということで軽自動車用のものから選択。
型番はデンソーの31400-76G40、90年代のスズキがVベルトプーリー仕様。
IC式50AでオリジナルのDucellierより出力は2割増しですが、サイズはむしろ若干小型です。
ただIC部分の出っ張りがキャブレターに当たってしまいます。

クランクのプーリーがダブルになっているのでフロント側のプーリーに掛けることで全体を約10mm前に出せばキャブをクリア出来そう。
載ることが分かればこれをエクスチェンジにリビルド品が手に入ること、故障の際には旅先でもDucellierに戻せることを条件にオルタネーター、エンジン側のステー共に無加工で取り付けなければ意味がありません。
搭載できればチリル式レギュレーターの不安から解放され、安定した電圧が得られるはずです。

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