シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/07/26

オルタネーターのテスト Checking the Alternator


さてICオルタネーターに換えてのインプレッション。
これまでアイドル中に14.4-14.8Vぐらいで振れていた電圧が14.2-14.3Vで安定。
信号待ちなんかではヘッドライトの明るさも安定しました。
まあこれは元のレギュレーターに問題があったのだと思いますが。

また発電負荷が高まると抵抗に負けてアイドル回転数が下がる(ブレーキランプOnで-50rpm、ヘッドライトOnで-100rpmという具合)傾向にあったが、これは変わらず。
もう少し高効率かと思いましたが、必要な出力に対する必要な磁界=回転抵抗は物理的に変わらないことを証明したようなものです。

デスビのバキューム進角をマニホールドバキュームに繋ぎ、排ガス対策で使われていた電磁バルブ、リレーを使いライトOnでアイドルアップをすることも不可能ではないですが今のところこのまま。
停車中は車幅灯まで落とした方が、負荷軽減ですしもちろんエコに繋がるでしょう。

一番のメリットとしては元のオルタネーターをスペアとして持ち運べること。
そして何より手に入り易い国産品の設置についてここで共有出来たことでしょうか。

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