シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/12/08

フェード現象 Brake fade part1


週末、人生で初のフェード現象を体験した。
旧知の友人達との集まりがあり、意図せず成人男性5人乗車と人数分の1泊2日分の荷物+ゴルフバッグ1つで峠越えをすることに。
楽しい仲間なのですが、ほとんどクルマには興味が無い連中で、旧車だろうがあくまで移動手段。労わってくれる気配はありません。

GSを酷使することには前向きな気分にはなれなかったが、クルマの台数が限られているので先行のクルマに登坂ではスピードが出ないことを伝え標高差700mぐらいを登り切ります。
せいぜい40-60km/hしか出ませんがエンジンは終始調子良く回ってくれました。

問題は下り。ラスト6kmで標高差600mを転がるように下るというルート。
当然意識してポンピングブレーキやエンジンブレーキを多用するのですが、前触れ無くブレーキが焼ける臭いが漂い始めブレーキが効かなくなってきてしまいました。

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