シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2015/02/13

排気マニホールド Exhaust manifold


これが外した左バンクの排気マニホールド。
タコ足とは良く言ったもので、むしろタコそのものに見える。
なんと2次エアは排気ポートにインジェクトしていました。
その方が効率がいいんでしょうがアフターファイア起こすよね。
結構な排気抵抗にもなりそう。

ブリッジパイプのところから本来T字の部分で折れていて、そこから排気漏れが起きています。

そしてインシュレーターが2重のモナカ状構造にサンドされている。
さらに左のエキマニにのみ存在する意味が分からないスフィア。
もうこのモナカがサビでボロボロはがれ、中のたぶんアスベスト(!)がむき出しに。

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