シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/03/16

GSの雑誌広告 Advertisement


GSの国内では最も初期の雑誌広告。71年の秋頃。
この頃西武自動車はWANTEDというシリーズでそのクルマの理想のオーナー像を求めるという広告展開をしています。

興味深いことに「求む:お嬢さんに甘いパパ」
つまりディーラーもセカンドカー的な使い方を推奨しており、GSは安全でオシャレなフレンチカーというポジションです。近年の成功例では206のようなイメージでしょうか。
あえてハイドロのメカ二ズムなどについては詳しく触れられていないのがポイントです。

実際に富裕層のセカンドカーとしての使い方がメインでしたが、西武の思惑とはいかず女性のオーナーはわずかだったようです。
オーナーは「自分に甘いパパ」だったようですね(笑)

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