シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/05/10

車検 Car inspection


先日、有休もらっていよいよ車検を通してきました。
(検査ラインは撮影禁止)

まずはライン外で車台番号照合とライト、ウインカー、ワイパー等の保安部品の動作を検査官に示す。
続いてラインに入ると、サイドスリップ、スピードメーター、ブレーキ、光軸が順にテストされます。
ここまでは準備通りOK。

さて問題の排ガス。
COが予備検査での調整にも係わらず再びアウト。
基準1.5倍の6.5%ぐらい出ています。
触媒温度を上げる、溜まった排ガスを抜く目的で空吹かしを必要以上にやってしまった結果、油温上昇、アイドル回転数が高くなってしまったのも原因でしょう。

失意のまま最後の下回り検査をクリアし陸運局内で再度調整に入ります。
キャブのミクスチャースクリューはほぼ全閉に、アイドルスピード調整スクリューでストールしないギリギリを狙う。
2度目で基準値以下のCO1.5%程度となり合格することが出来ました。

ひと月ぐらい前より車検に向けて細かいメンテナンスを行ってきましたが無事に継続取得しました。
今回の車検に掛かった費用は法定の54740円の他、予備検査費用、マフラーハンガー、ワイパー、発煙筒、シャーシブラック等でトータル63000円ほど。

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