シトロエンGS

↑2014年10月11日撮影(凱旋門よりルーブル美術館方面)

シトロエンGS
1970年代にシトロエン社がハイエンドモデルのDSと普及モデルの2CVの間を埋めるべく送り出した傑作のひとつ。
小型ボディにハイドロニューマティックサスペンション+空冷フラット4エンジンをインストールした独特な乗り味のクルマ。
しかし一般には故障の多さから敬遠され、少なくなりつつある不遇なクルマ。

技術者はどんな意図でこのクルマを設計したのか・・・?

エンジン、サスペンション、ボディからねじ一本に至るまで考えられていないものはないはず。
このブログは個人のユーザーである管理人の修理の記録とそれらの過程で見えてきた技術者の意図を考察するブログです。

2014/02/16

GSの価格設定 Citroen GS Pricing


GSが日本で発売された1972年頃の価格。
143万円のタグが付けられており、VWビートルの倍に近い値段。3シリーズ前身のBMW2002は198万円となっています。

この頃、大卒初任給が52700円、現在の価値換算で157000円相当だそうです。今の感覚に直すとGSは425万円ぐらい、マルニが585万円という感じでしょうか。

一方その頃の国産車の価格はカローラが50万円ですので、今と同じ感覚のおよそ150万円程度。クラウン2600やフェアレディZの2.4L、コスモスポーツなどハイオーナークラスがGSと価格上のライバルとなります。

サラリーマンにもギリギリ手が届くかもしれない絶妙な設定ですが、当時の日本のオーナーの多くは自営であったり、医師だったようです。国産では、当時羨望の、いわゆる3ナンバークラスが手に入ることから非力という声が大きかったのはある意味納得できるところ。実際には富裕層のセカンドカーとしての利用も多かったようですが。

もっとも当時のフランス本国での価格は邦価換算で80万円ぐらいだったそう。物価差を考慮しても輸入に係るマージンが大半と思いますがVWの内外価格差からすると割高な感じも否めません。故障の多さ故に西武自動車の修理が追いつかない状態だったようでいたずらに多売する必要もなかったということでしょう。

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